ATOPYLOG

「アトピー完治」を目標に、厳選した役立つ情報を綴ります。

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【図解】ストレスが溜まる構図をお風呂で考える

こんにちは、TOMMYです。

今回は、日々頭を悩ませる「ストレス」について、書きたいと思います。

 ストレスとは?

そもそも、ストレスとは何か。調べてみると、

①精神緊張・心労・苦痛・寒冷・感染などごく普通にみられる刺激(ストレッサー)が原因で引き起こされる生体機能の変化。一般には,精神的・肉体的に負担となる刺激や状況をいう。 「 -を解消する」
②強弱アクセントで,強めの部分。強勢。
③物体に加えられる圧力。
④外的圧力に対する弾性体内部の反発力。

(三省堂大辞林より)

という定義が見つかりました。

簡単にまとめると、何らかの力が外部から加えられることでしょうか。

私達が普段「ストレス」という言葉を使うときは、ほぼマイナスイメージが含まれていると思いますが、辞書的な定義では、ほとんど(①を除く)マイナスの意味合いが含まれていません。ですから、本来ストレスというものは、全くもって悪いものではないということです。しかし、皆さん意外と、ストレスが溜まる原因について、考えたことがある方はいないのではないでしょうか。以下では、ストレスがなぜたまるのか。その構図を、私自作のお風呂のイラストを使って、説明してみます。

ストレスが溜まる構造とは?

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私なりに、頑張って図を作ってみました(笑)。

少々粗いのは、多めに見て下さい。

上図を一つずつ解説していきます。

まず、真ん中の大きな四角形は、お風呂の浴槽だと思って下さい。

そのように見えなくても、そう思って下さい(笑)。

そして、その浴槽に蛇口で水を入れている状況です。

ここで、図を見てもらえれば分かるのですが、浴槽は自分の心(カラダ)、蛇口から出ている水はストレスです。すなわち、自分の心(カラダ)にストレスが溜まっている状況を表しています。

ということは、その水(ストレス)を生み出している蛇口は、ストレスの原因となり、また、お風呂の底に有る排水口は、水(ストレス)が出ていく場所であるため、ストレス発散方法ということになります。そして、実際に水(ストレス)を排水することがストレス発散となります。

以上が上図の説明なのですが、伝わりましたでしょうか??

それでは、伝わったという前提で進めていきたいとおもいます。

ここで大事なポイントがあります。

それは、

①蛇口は1つではないこと

②排水口も1つではないこと

③浴槽が水一杯になったら、水は溢れ出すということ

の三点です。順を追って、説明していきます。

①蛇口は1つではないこと

実際のお風呂には、もちろん蛇口は1つですよね。だって、複数あっても不必要ですからね。

しかし、上図では、ストレスが溜まる状況を説明しています。

そのような状況では、蛇口すなわちストレスの原因は1つではなく、多くの場合において、たくさん存在するのではないでしょうか。

  • 職場の劣悪な労働環境
  • 家庭内のトラブル
  • 仕事の行き詰まり
  • 病気の悪化・・・etc

例を挙げだすときりがありません。

このように、ストレス過剰社会と言われる現代では、多くの人が、たくさんのストレスの原因となる素を抱えています。

②排水溝も1つではないこと

しかし、そんな皆さんへ朗報です。

排水口も1つだけではありません。当然、実際のお風呂では排水口は1つですが、上の状況では、蛇口(ストレス)が複数存在するため、排水口(ストレス発散方法)も複数存在しなければ、排水(ストレス発散)が追いつかないのです。

③浴槽が水一杯になったら、水は溢れ出すということ

これも、実際のお風呂でも当てはまることだと思います。

お湯が満帆に張られている浴槽に、ちょっと肥満気味の人が入ったら、どうなるでしょうか。たちまち、お湯が溢れ出してしまうのではないでしょうか。

正しくこれと同じ状況が、ストレスの構図でも起こります。

お風呂の場合は、「ああ、お湯が溢れちゃったな・・・。もったいないけど、まあ良いか・・・。」と済まされるかもしれませんが、ストレスの場合はそのように簡単に済ませられません。

水が溢れるということは、「ストレスがいっぱいになり過ぎて、心(カラダ)から溢れ出す」ということです。すなわち、これまでは、なんとか自分の心のなかだけで処理できていたストレスが、表面化し、他人が認識できるようになってきます。その例として挙げるならば、

もちろん、アトピーもストレスが環境的原因となり、発症および悪化する人もたくさんいます。ちなみに、環境的原因については、以下の記事を参照して下さい。

 

atopylog.hatenablog.com

 

ちなみに、実際に私がそうでした。詳細プロフィールを見て頂けるとわかるのですが、私はストレスが原因で受験期にアトピーが大悪化しました。

ここまで読んで頂いた方は分かったとおり、浴槽に水を溜めない(=ストレスを溜めない)ことが最も重要となります。

では、そのためには、どのようなアプローチがあるのでしょうか。

ストレスを溜めないようにするには?

上図を基にすると、浴槽に水を溜めない(ストレスをためない)ようにするのは、以下の方法があります。

  1. 蛇口を無くす(=ストレスの原因を取り除く)
  2. 蛇口から入ってくる水を減らす(=ストレスを受けにくくする)
  3. 排水口を増やす(=ストレス発散方法を増やす)
  4. 排水の回数および量を増やす(ストレス発散の回数や質を上げる)

つまり、

・入ってくる水の量を減らす(1と2)

・出て行く水の量を増やす(3と4)

という二種類に分けられます。

 

まとめ

単純に「ストレス解消」といって、カラオケに行ったり、温泉に行ったりと様々な方法で溜まったストレスを減らしている方は多いのではないかと思います。

しかし、心(カラダ)に溜まったストレスを排出するだけではなく、そもそも、ストレスの元となっている根本的原因を放置している方は多いのではないでしょうか。

一度、「そもそも、なぜストレスが溜まるのか」ということについて、深く考え、ご自身の生活を見直す機会を作る必要があるのではと思います。それが、アトピー完治に少しでも近づけばと思います。